皆さんこんにちは。
2018年も間も無く終わりといったところですが、皆さんは年末に向けてやりたいことは決まっていますか?
旅行、掃除、買い物、などそれぞれあると思いますが、冬休みに入れば少なからず暇な時間ができますよね?
そんな時にぜひ読んで欲しい僕が今年読んで面白かった本を皆さんに紹介したいと思います。
第一回の今回は随筆編ということで、随筆の中で最もおすすめな本をご紹介します。
小説編と戯曲編と洋書編と漫画編が他に控えているのでぜひ皆さんお楽しみに!
さて、随筆編の今回ですが、僕は今年随筆という随筆は読んでいません!
ただ、随筆っぽい様なものは数多く読みました。
そして、その中で最もおすすめな本はコレです!
『幸福論』バートランドラッセル
こちら、ぜひ皆さんに読んでいただきたい一冊となっているのですが、ここには不幸の原因、そして幸福になる為の秘訣がラッセルの考え方に基づいて沢山載っています。
内容に関してはぜひ読んでいただきたいのですが、今自分が幸福だと思えない方、辛い状況にいる方、もしくは自分が何故幸福なのかを探りたい方には特におすすめです。
読んでみたいけど一冊読む時間が確保できないという方は、NHKの『100分de名著』でも取り上げられていますので、そちらを見ていただければ大まかな内容は理解できるかと思います。
この様な文章は文学的考察は不要で内容重視なものなので、映像で観ても正直あまり変わりはないと思いますし、なんなら次回紹介する小説の方が読んでいただきたい内容となっているので、適当に流し読みでも構いません。
また、(多分)元々は英語で書かれた本なので、洋書版も当然ながら出ています。
確か『The Conquest of Happiness』という題名だったと思いますので、気になる方はそちらもぜひ読んでみてください。
ラッセルの幸福論は様々ある幸福論の中でも実用的で、身にしみる様な気がするので、どの幸福論を読もうか迷っている方は最初にこの本を読むといいかと思います。
内容も比較的簡単ですし、例え話を用いて説明されるので、理解が非常にしやすいです。
最初に不幸の原因を探り、その後に幸福の秘訣を語る構成も非常に分かりやすくて読んでて感心します。
幸福になる秘訣だけでなく、幸福とは何かという哲学的命題についても考えさせられるこの本は、この冬一押しの随筆書となっております。
この冬休みの空いた時間にいかがでしょうか。
https://www.amazon.co.jp/ラッセル幸福論-岩波文庫-B-ラッセル/dp/4003364937
NHK:
次回は小説編!